2020/3/10話題
〇「学校健診情報の可視化の取組みによる公衆衛生向上」に関する協定を締結しました〇
2月28日、田原本町と京都大学大学院医学研究科、一般社団法人健康・医療・教育情報評価推進機構は、「学校健診情報の可視化の取組みによる公衆衛生向上」に関する協定を締結しました。
この協定は、これまで卒業後は活用されてこなかった学校健康診断情報を可視化し、学術機関の力を借りて活用することで公衆の健康増進及び疫学的解析に基づく疾病の発生原因を研究いただき、町ひいては全体の公衆衛生の向上を図ることを目的としています。
登録は事前に承諾を得た希望者のみとし、特定の個人データは学校から持ち出すことなく切り離して、識別することができないデータとして町を通じ情報を提供し、登録者にとっては自身の健康診断情報を修業後も一括管理することができます。
また、研究機関、分析機関にとってはより多くのデータを広く集めることができ、学術研究に活用することが可能となり、町・各個人に学術的な分析結果をフィードバックしていただき傾向と対策を練ることで、町民皆様の健康増進と公衆衛生の向上を図ることが可能となります。