2024年もあっという間に半年が過ぎてしまいました。
そして後半を迎えるにあたり、暑い夏を乗り越えなければなりません。
古より疫病が流行する夏を乗り越える前に身の廻りを浄化し、最善の状態にした上で年末までの半年間を無病息災で過ごせるよう祈願するという夏越の大祓(なごしのおおはらい)が各地域で行われています。
田原本町では毎年6月の末に津島神社、村屋神社、鏡作神社にて夏越の大祓(なごしのおおはらい)が行われます。
というわけで、スタッフの中で穢れ多き私が大祓巡りに任命されました。ありがたや。
※今年度は津島神社は雨のため7月7日に延期となりました。
2024年6月30日(日)16時。
【1】村屋神社(藏堂426番地)機構ホームページ → https://tinyurl.com/5t3phctd
すでにたくさんの方が茅の輪の前に並んでおられました。
笛の音とともに神主さんが来られ茅の輪をくぐられます。
次に氏子の皆さま、参拝に来られた方が続きます。
境内には風が吹き風鈴の音が心地よく、この場にいるだけで浄化されていくようです。
祝詞の後、それぞれが人形(ひとがた)に3回息を吹きかけ、茅の剣で身についた穢れをきり、麻に見立てた紙を身にふりかけ清めます。
そして、使い終わった茅の輪が外され地元の子どもたちが川まで運びます。
茅の輪、人形、茅の剣を川に流し、祓い清められ神事が終了となります。
人形が川に流される前に風で宙に舞いあがりました。映画のようなシーンに見ていた人から歓声が上がっていました。
動画提供:ボランティアガイドMさん
【2】鏡作神社(⼋尾816)機構ホームページ → https://tinyurl.com/2769a9u3
17時 鏡作神社へ移動です。
こちらでは人形(ひとがた)に名前と年齢を記入しお納めしたものを祓っていただきます。
拝殿には「近くですが初めて参拝しました」という方々が来られていました。一緒に座らせていただきます。
神主さんが入られ太鼓が打たれ神事が始まります。
先に神主さんが祝詞を読まれ、次に私たちも一緒に読みます。
大祓詞を見せていただき読むのは初めてでしたので、大変興味深いものでした。
この後すべての人形を読み上げお焚き上げとなりますが、長くなるとのことで私たちはここまでとなりました。
例年よりたくさんの人形が納められていたようですよ。
調整と点検、クリーンアップ、メンテナンス完了。
自分自身のことは疎かになりがちですが、機械や道具を整えるように自身の浄化作業も必要かもしれませんね。
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2024年7月7日 追記
【3】津島神社(田原本町549)機構ホームページ → https://tinyurl.com/bdz7x8cy