2019/9/3話題
【令和元年 介護予防講演会開催される!!】
プロモーション大使 田中健雄です。
フレイル(加齢にともない、気力や体力などの心身の活力が低下した状態を言う。)を予防して自分らしい生活を過ごす為の対処方法を学び健康長寿をめざす介護予防講演会が8月29日(木曜日)田原本町町民ホールで 開催されました。
受講者は高齢期の男女およそ100人で多くは女性でした。
まずポシブル医科学株式会社で理学療法士の武田和幸氏が基調講演「フレイルを知っていますか?」でした。
田原本町の平均寿命、健康寿命、2025年(団塊世代が75歳以上となる年代)の高齢者人口構成・介護保険料そしてフレイル、予防のポイント(食生活・運動・社会参加)等々を具体的に説かれました。
健康寿命を実現する為の3つの行動を3つの矢として結束する事で図れると
・しっかり噛んで、しっかり食べる
・しっかり動いて、しっかり眠る
・しっかり外へ出る
として纏められ、受講者全員で唱和しました。
次に地域包括支援センター理学療法士の松田晴子氏が「田原本のフレイル対策について」を話されました。
県下一番と思われる普及スピードで現在35団体、650名が参加の「いきいき百歳体操」や「ファイト倶楽部」のバランス、歩く能力、筋力アップの体験効果を動画で目の当たりに示され驚きの声が上がっていました。
最後に「フレイルを脱却した方から学ぶ いきいきライフのコツ」について田原本在住の岸田 章氏の発表が有りました。
現在77歳の岸田 章氏は47歳にスキー事故で頚髄損傷となり、1年間の過酷な治療、リハビリに耐え職場復帰。
その後無事退職し、退職後も趣味の写真やパソコン教室講師として勤めました。しかし、昨年突然腰痛に見舞われ、悩まされる日々でしたが、「ファイト倶楽部」に参加して今では腰痛を起こす前の生活に戻りつつあると話されました。